4.「Apple Store Ginza オープン!」編
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先着2500名さま 11月29日(土) 2003 |
明日、Apple Store Ginzaが開店する。”先着2500名さまにはオリジナルTシャツプレゼント”だそうだ。これは少し早めに行って並ばなくては。しかし、その2500名に入るためには、いったい何時くらいに行けば良いのだろうか。東京地方は今、午後11時現在、雨である。このつめたい雨の中を、徹夜で並んでいる人はいるのだろうか。個人的には「開店30分も前に行けばいいかな」、くらいに思っているのだが、実際のところはどうなのだろう。 あまりにも人が多いのも嫌だけれど、逆に、明日のグランドオープニングで閑散としていたら、それはそれで寂しい。ホームページ上での宣伝等から、アップルジャパンもかなり気合を入れてオープニングに臨んでいるということが分かるだけに、なおさら成功して欲しい。でもTシャツも欲しい。 とにかく、今日のところは早めに寝て、明日に備えよう。せめて寝坊しないように。 |
先日”ビジュアルブックマーク”した オープン前のApple Store Ginza。 グランドオープニングは11月30日(日)午前10時。 詳細は、 http://www.apple.co.jp/retail/ginza/ |
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煩雑な背中 12月3日(水) 2003 |
USB接続の外付けスピーカー、無停電電源、外付けハードディスク、USB-Hub、Ethernet-Hub、SmartScroll、プリンタ、スキャナ、iPodのDock、たこ足になった電源タップ…。G5の裏側が、周辺機器のケーブルで入り乱れている。少しでもG5の背中を整理したい。
そこで、G5に内蔵IEEE1394ボードとUSB2.0ボードを付けることを思い立った。これでHub周りに入り乱れるケーブルとその電源アダプタが無くなる分、多少はスッキリするはずだ。そして先日、勇んでビックカメラへ出かけた。IEEE1394 とUSB2.0が一枚のボードに付いた、いわゆるコンボタイプはまだ割高なので、それぞれ一枚ずつ取り付けることにしよう。なあに、空きスロットは3つもあるよ…。 まだ当然ながら、店にはG5にもPantherにも対応を謳っているボードは無い。しかし、それはメーカー側がいわゆる動作確認をしていないというだけでJaguarに対応しているG4向けのものなら動くはずだ。適当なボードを2つ見繕って、レジへ行く…前に、念のため店員さんに相談。 「このボードを…(中略)…という訳なんですけど、大丈夫ですよね?」しかし店員さんは、「イケるかもしれないし、イケないかもしれません。Mac OSの場合、小数点一桁のバージョンアップはかなり大きいので、メーカーが動作保証するかドライバを提供するかするまでは、お薦めできないですね」との事。 後から調べて判ったことだが、例えば、Pantherへの対応が今のところ一番進んでいる(と思われる)ラトックシステム社のボードの場合でも、ボードの品番によっては、”Pantherには対応不可”という製品がいくつもあるのだ。(”未対応”ではなく、”不可”であることに注意)また、ホームページ上の対応情報ではすでに”Panther対応”を謳っているボードであっても、まだ"G5でかつPanther"という状態へは対応していない。因みにラトックの場合、G5での動作保証ができているボードであったとしても、現時点ではOS X v10.2.7上での使用しか保証していない。しかも、Macがディープスリープに入った場合、そのボードに繋がっている機器を動かしてもスリープから復帰させることはできない。 個人的には大丈夫なような気もするのだが、先走って買ったボードが、万が一”対応不可”だった場合、それこそお金をドブに捨てるようなことになってしまう。やはりメーカーが動作保証するまで待つことにしよう。それまで我がG5の背中の煩雑は続く。 |
Mailが止まらない 12月11日(木) 2003 |
メーラーはPantherに付属しているMailを使っている。動きは軽いし、インターフェースも直感的かつ綺麗だし、スパムメールの分類も使ってるうちに学習するし、と、なかなか使い易い良いメーラーだ。特に、誰かから来たメールに返信するとき、TEXT形式で書いている場合でもMail上では相手のメッセージと自分のメッセージが色分けされていて見やすく、作業効率も上がる。Mail上でメールを書いているときには相手のメッセージに、お馴染みのインデント記号(引用符)は付かず、横に色の付いた棒線が引かれるだけだが、送信され、それを他のメーラーで開くとちゃんとそれがインデントに変換されているところも遊び心があっていい。
しかし…、なんだかこのMailというアプリ、GUIでの操作からはもちろん、command+Qでも終了しないことが度々あったのだ。”全く終了しない”場合はまだメーラーとしての機能は生きていて、そのまま送受信できる分、救われる気もするが、中途半端に終了すると、Dockの下には三角印が残っているがDockをクリックしても起動せず、メニューにも現れず、というなんとも寂しい状態になる。その場合、放っておくといつの間にか勝手に終了していることもあるのだが、大抵の場合はアクティビティモニタを起動してプロセスを終了することになるのだ。 もしかしたらバグでは?と思い、アップルのホームページを探すが、Mailが止まらないという記述は無い。そこでサポートに電話して確かめてみた。すると、やはりサポートでも「そのような話はあまり聞きません」とのこと。それではもし他にも同じ症状が出た人が居るような場合はフィードバックとして上げておいてください、と言って電話を切った。 バグでないなら、なんらかの原因でOS との関連づけが弱まっているのかもしれない…。そこでMailを再設定してみた。Mailの再設定はそんなに面倒ではない。ユーザー名>Preferences>com.apple.mail.plistをバックアップして、一端削除。"Mail"はこのファイルを参照してMailフォルダを読むので、このplistが削除されていると、次の起動時に初めての起動だと判断してOSとの関連付けを再構築する筈だ。 案の定、Mailを再起動するとMailの設定画面が現れる。そこで、一端、設定をしてMailを終了し、バックアップしておいたcom.apple.mail.plistを元のフォルダに戻せば(今回の再設定で新しく生成されたplistは不要なので上書きしてしまう)出来上がり。万全を期すならば、元のplistを戻す代わりに、新たにアカウントの設定もやってから、ファイルメニューの”メールボックスを読み込み”をしても良いのだが、私は面倒なのでやらなかった。 さて、結果の方だが、なかなかいい感じだ。Mailはちゃんと終了するようになった。Mailみたいにしばしば使うアプリが ちゃんと終了できないというのはちょっと困りものだ。毎回、アクティビティモニタ、も面倒だし。command+option+escape(強制終了)もちょっと嫌だし。Mailが止まらないなんて、リンダでなくても困っちゃうのだ。(←自分で書いててハズかしいぞ) |
Wirelessの功罪 12月12日(金) 2003 |
Wirelessキーボードとマウスを使い始めてそろそろ2週間になる。使った感想は「非常に快適」(普通でスンマセン)。やっぱり、煩わしいコードが無いのはいい。例えば、肩が凝ってきてちょっと姿勢を変えたいときや、資料を机の上に置きたいとき、またはペンタブレットを使うときなど、机の上でキーボードの位置を動かしたいときにもコードが邪魔をするということは一切無い。
また、部屋にパソコン机以外に机を置くスペースが無いというような人も、キーボードをパソコンデスクから下ろしてしまえば書き物をしたり本を読んだりするのに十分なスペースが確保できるので、広い意味では部屋のスペースの節約にもなる。さらに、Bluetoothでの動作は10mを保証しているので、仕事などでプレゼンをするというような場面で、仮に、プロジェクターの繋がったパソコンと演台が離れていても、問題なくスマートにプレゼンテーションが行える。自分は前の演台にキーボードとマウスだけ持って上がればいいのだ。 さて、マイナスの点もいくつか挙げておこうと思う。まず、以前にも少し触れたが、Mac本体がスリープしたときにWiredデバイスが繋がっていないと、Wireless機器だけでは復活させられないこと。これに関しては、WACOMのSmart Scrollやペンタブレット等のWired機器を繋いでいる人にはあまり関係無いだろう。次に電池を使うのでランニングコストの問題。しかし、これも電池の持ちは非常に良いし、付属の電池が切れた後は、単三型のニッケル水素電池でも使えば、繰り返し充電して使えるので個人的にはあまり気にならない。そして三つ目は、PRAMのクリアや、セーフブート等、システム起動前からキーボード操作をしておかなくてはならない作業ができない事だが、こればかりはどうしようもない。 先日実際に、私はPRAMクリアのためだけに、仕舞い込んであったWiredキーボードを引っ張り出すことになった。USB接続の外付けスピーカーをMacが認識したりしなかったり、という事が起きたためだ。その都度、USBケーブルを引き抜いて、再び挿す。面倒。PRAMクリアしたい。でもWiredキーボードはPower Mac G5の入っていた箱に入れて、物置の奥に仕舞ってしまったので出すのも面倒…。 しかし、背に腹は代えられぬ。Wiredキーボードを引っ張り出してきてPRAMクリア。うーん、こんな事ならWiredの方のキーボードもすぐに出せるところに置いておかなくては。Power Macの場合、マザーボードにあるリセットスイッチを押してもPRAMのクリアは可能だが、今後、セーフブートやキャラクタモードでのブートをしなくてはならない事態が発生しないとも限らない。と言うわけで、Wiredキーボードを手近なところに収納し直した。 因みにPRAMクリアをしてからは、起動の度に、毎回きちんとスピーカーが認識されている。 |
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クリスマス色の街 12月14日(日) 2003 |
…a leaf on his hair!(あのおっちゃん、頭に葉っぱ付けとる!(なぜか関西弁))There's a leaf on his hair!(おっちゃん、頭に葉っぱ付けとるでー!)白人の男の子が嬉しそうに騒いでいる。場所は東京広尾、有栖川記念公園。そう、先日、詐欺事件で世間を騒がせた有栖川宮所縁の庭園跡。今は公園として公開されている。ちなみに入園無料。東京にもようやく遅い秋が訪れ、木々が染まり始めたので、バスに乗って紅葉を見に来たのだ。目黒からだと自転車の方が早いが、寒いのでバスにした。
男の子はまだ騒いでいる。兄弟と思しき小さな子供達と、ナニーさんと思われる東洋人の女性まで呼んで大はしゃぎだ。言われているおじさんは気付きもせずに背を向けてしゃがみ込み、池に向かって釣り糸を垂れている。(はっ、そういえば有栖川記念公園の池って釣りしてもいいのか?そのおじさんの他にも、柵の中に入って釣っている人は数人居たが…)見ると、そのおじさんの頭に枯葉がうまい具合に刺さっている。まるでオウムの冠羽のようだ。おじさんは魚のアタリに合わせて立ったりしゃがんだりするが、葉っぱはよほど上手く刺さっているのか微動だにしない。そして、それを見て、見物している子供たちがまた大喜びする。私もしばらく、その子供たちと一緒におじさんの頭を見物していたが、やがて私は飽きてその場を去った。 有栖川記念公園を一回りし、街へ出る。もうすでに街はクリスマスムードだ。その空気と子供の頃の記憶がリンクし、ノスタルジーとも感慨とも付かない思いと共に広尾を後にした。帰りのバスの中で、先程の、有栖川記念公園ではしゃぐ子供たちと、最近の、テロや戦争の巻き添えになった子供たちとの明暗を思った。彼らの間の違いは住んでいる地域だけなのだ。 願わくば、世界の子供たちが、クリスマスの、少し不思議でわくわくした気持ちを、いつまでも持ち続けていられますように。大人になっても、歳をとっても。そして世の中がそれを許容できる世界であるように。 |
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