お気に入り、その1: Power Mac G5 /Dual 2GHz
2003年夏、PowerPC G5を搭載したPower Mac G5が満を持して発表された。このPowerPC G5はIBMのワークステーション用CPUであるPower4をパーソナルコンピュータ用に改良した64ビットCPUで、IBM内での呼び名はPowerPC 970。64ビットCPUでありながら、従来の32ビット用に書かれたコードもエミュレートすることなく、ネイティブに実行できる。FSB が最大で1GHzと、バンド幅の大幅なアップに伴い、その処理能力はここへ来て一気に飛躍した。また、効果的にこの高性能CPU及び内部機器を冷却するという視点から、芸術品のように美しい機能美を持った筐体が生まれた。
世界初の実用64ビットパーソナルコンピュータとして、また、パーソナルコンピュータの32ビットから64ビットへの過渡期を綺麗に繋いだマシンとして、そして何より、不朽の名機として、歴史にその名を残す1台となるだろう。
まさに”超強力”、2.0GHz Dual G5ユニット。

重いアプリも軽快に振り回す。

BTOで装着したRadeon9800Pro
非常に高性能だが、ちょっとファンの音が耳に付くことも…。
ワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスはとても使い勝手が良い。MacとノートPCを同時に使用する際にもコードが邪魔になるような事は無い。
PowerMac G5は空気の流入量が多い分ホコリが溜まり易いので、数週間に一度は内部を掃除するようにしている。