お気に入り、その5: iPod
iPodは実に美しい”実用小物”である。また同時に、ハードディスクを搭載し、「自分の持っているCDを全て持ち歩ける」という画期的コンセプトを実現した音楽プレーヤーでもある。このデザインの良さと画期的コンセプトとが相俟って、iPodは非常に成功した工業製品となった。

2004年2月現在、iPodは「世界で最も売れているMP3プレーヤー」という枕詞を冠するまでになっている。

現行のiPodは、ご覧の通りの手のひらサイズなので、カバンの中に転がしておいても邪魔にならない。ただし、バッテリーの持ちはあまり良くないので、1泊以上の旅行や出張には充電器も持って行かなくてはならないだろう。

また、On-The-Goプレイリストなどのメモリ内容を保持するためか、満たんに充電しても1週間程で自然放電してしまうので、その点も注意が必要だ。

番外編:iPod mini
2004年1月発表、2月よりアメリカでのみ販売開始となったiPod miniは、マイクロドライブを使用し、重量は104g、筐体もPodより二回り程小さいサイズに抑えられている。

女性を中心に大ヒットしそうな予感。因みに、日本では、アメリカより2ヶ月遅れの2004年4月より販売が開始される。

後述:米国での販売開始後、予想以上の売れ行きに生産が追いつかず、日本での販売は、さらに2004年7月以降に延期された。

後述の後述:日本での販売開始は2004年7月24日に決定した。



iPod nano(2005.11.24追記)
iPod nanoの化粧箱の中身。本のように開いて、左がCD-ROMやアクセサリ類、右側には本体が収納されている。
びっくりする程小さい筐体。
薄さには、更にびっくり!USBフラッシュメモリと厚さを比較。
専用シリコンジャケット。(別売)シリコンジャケットには、クリップ及び保護シートが付属。
シリコンジャケットを装着したところ。少々ホコリが目立つのが難点。

ところで、iPod nanoのカラー液晶はなかなかのもの。